仙丈ヶ岳 初のテン泊登山 その②

じゅんちち

2012年07月20日 16:53

こんちは!

あいにくの天気予報なので明日からの富士登山を1日遅らせて今日はただのお休みになったじゅんちちです(笑)
半年前から計画していた富士登山。やっはり万全の状態で登りたいですし、何よりもご来光や山頂からの眺望が楽しみですからね!


さて、先週末の南アルプス仙丈ヶ岳登山の続きです。

諏訪の「トレッキングシューズを探して」企画も終わり(笑)、下道で仙流荘を目指します。

この道が結構なワインディングロードで、標高はそんなに高くないはずなのに結構な数の鹿が棲息しているようでした(笑)

後部座席に座っていたワタシはじょうさんの「あそこに!」の声とともに見てみますが、半分くらいしか見れなかったような・・(笑) 何よりちょっと車酔いでした。。。

そのまま駐車場で軽く飲んで、1時間程度の仮眠の後バスに乗り込みます。


連休の中日でしたが、早朝からバス乗り渋滞でしたネ。

さて出発~~♪ 
 
 
 
 
出発~~♪

なんて「♪」マークつけましたが、これがホントに苦痛で・・・(笑)

前夜にマイコーから「荷物は膝の上っ!」って教えてもらってましたが、ホントにキツイ。 膝の上に10数キロのザックを載せ、身動きはもとより、何も見えない状態。。。
しかもバスは満員で空気も悪く、ワインディングロードを1時間掛けて登っていきます

完全に乗り物酔いしました。。。
前夜の乗り物酔いと完全な寝不足。追い討ちを掛けるようなバスの車内環境。。。どうして他の2人が平気なのかが不思議なくらい。

北沢峠についてすぐトイレに駆け込み・・・
人の吸うタバコの煙が腹が立つくらいに気持ち悪く(笑)
普段は気にならないのに、直接「吸うな!」と文句言いに行きたいくらい辛かった(笑)


北沢峠バス停です。


バス停から本日のテン場までは10分程度です。

気持ち悪いなあ~~と思いながら、重いザックをしょって向かいます。
バス停からテン場まで短い時間で着くことは事前に分かっていたので、お酒は別のバッグに入れて持ち込みです(笑)
コレだけ近いと色々と持ち込めていいですね!春さん、デカゴン今度行く?(笑)


途中道路からテン場を見ることが出来ました。さすが連休。いい場所は既にいっぱいなのは上から分かりました。


こちらで受付です。


カラフルなテントが手前側の好立地にはびっしり@@

それでも一番奥まったところにテントを3つ並べて設営することが出来ました。
テントのすぐ後ろに川が流れていて、お酒も冷やせるし、いびきも気にならないしベストでしたね(笑)
トイレがちょっと遠いだけが難点でしたが、いい場所でした。
トイレに近くても木の下に設営しているテントには毛虫が付いていたそうです。ご注意を。



奥からじょうさん、春さん、ワタシのテントです。

このテントの後ろでは

下山後のご褒美が(笑) ホントこの為だけに頑張れたような気がする(笑)
最高に冷えてましたね。あ、これ100均の洗濯ネットね(笑)

そうそう、乗り物酔いですが、テント設営中も気持ち悪く、ペグ打つ際に屈むと酸っぱいものが胃から出てくるような状態。。。

それでも「せっかくここまできたし、一汗かけば何とかなるさ!」と甘い考えの下出発(笑)

7:20テン場を出発し、仙丈ヶ岳に向かいます。


汗はしっかり出ますが、体調は戻りません。。

ずっと気持ちが悪く、ゲップが出続けるような状態・・・(失礼)

もう無理だと思ったのが4合目の手前でしょうか。足を出すことが出来ず、ぼーっと立ちすくみます。春さんも10m先で待っていてくれます。ワタシは外の曇り空を見ながら、このままの状態で5分くらい居たでしょうか。

「このままでは2人に迷惑を掛けてしまう。登れる山も登れなくなる」と思い、ギブアップ宣言をしようと春さんのほうを見ると・・・・既に登って居なくなっていました(笑)

「あああ~居ない。ギブアップできない・・・」とにかく、二人にはギブアップして、テン場で待ってる旨を言わなければ!!

とぼとぼと登っていくと、ちょうど4合目のところで二人が待っているのが見えました。




「ああ、じょうさんと春さん待っていてくれたんだ。下山するって言わなきゃ・・」と近づきます。

すると春さんが
『ちっち、そこ座って、荷物持つから出して!』と言ってくれます。
あれ、俺もう降りる気なんだけど・・・と思いますが、ザックをあけるワタシ

ここに腰掛けて荷物を出しました(下山時撮影)

ワタシのザックから2Lのプラティパスとジェットボイルを取り出す春さん。。
「これで軽くなったでしょ」と得意げな春さん

『ごめん、登れるみんなに迷惑かけるし、荷物まで持ってもらってホントに申し訳ない』と話すと

春さんから
『それがパーティーだよ』と言われました。。。


いやあ、ホント心に響いたよ、春さん。
かなり自分に甘えていたなと反省。もう少し、5合目まで歩いてから判断しよう。。。
そう思い、軽くなったザックをしょって再び歩き始めました。




 
 
つづく! この後、山の天候も悪化!?
 


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